あなたの考える、「よく生きる」とは?

社員インタビュー

北郷 沙季

株式会社ARETECO HOLDINGS / 広報・採用

【こんな方に向けて書いています】
・ARETECOの価値観、考え方に興味がある方
・ARETECO自体に興味がある方

【こんな内容を書いています】
(1)あなたにとっての「よく生きる」とは?
(2)強みを活かすためには?

ARETECO HOLDINGSの広報担当の北郷(ほんごう)です。

今回は、「よく生きる」をテーマに
ARETECOのメンバーへ行なったインタビュー内容をご紹介します。

<参考記事「ARETECOが考える『よく生きる』とは?」>

第二弾は、
ARETECO HOLDINGS取締役兼、
ARETECO & MARKETINGの代表取締役の武田勝成です。

<武田勝成のプロフィールはこちら>

ー 先日は、ARETECO大転職会の企画・運営ありがとうございました。私が特に印象に残った内容は「よく生きるワーク」でした。ARETECOの価値観である「よく生きる」とリンクしていて、とても学びがありました。

お、それは嬉しい。
早速、何人か「よく生きる」について考えが深まったメンバーがいた印象を受けていました。よかったです。

<参考記事「社内転職制度、はじめました。」>

(1)あなたにとっての「よく生きる」とは?

記事内画像

ー それでは早速本題に参りましょう。武田さんにとっての「よく生きる」は、どのようなニュアンスが含まれていますか?

そうですね…難しいお話しですね。

この手の話は、実は10年近く前からしています。当時僕は大学院生で、健作(高木)と会社を運営し始めた辺りですかね。

当時の僕は「幸せ」という感情は、ポジティブ感情がほぼ全てだと考えていました。
そしてその感情を強く求めておらず、「自分がおもう正しいことをする」という考え方を大切にしていました。
Googleが掲げる「Do the right thing」とほぼイコールですね。
その考えは、今も変わらないですね。

ー それは、ソクラテスの考える「よく生きる」と近しいイメージでしょうか?

そうですね。
僕にとっての「よく生きる」は、「自分がおもう正しいことをする」ですね。

ー 「自分がおもう正しいことをする」について深掘りさせてください。武田さんの考える「正しい」とは、どのような考えでしょうか?

そうですね。
この「正しい」という考えは、状況により変化するものであるという前提です。

今、自分が認識していること・知っていること・感じていることが「正しい」ということは、もしかしたら思い込みにすぎないかもしれない、と考えています。

思い込みにすぎないかもしれないですが、それでもできるだけ「これだ!」と現時点で思えることを、やっていくという感覚です。

ー 自身の考えに対し、アンチテーゼは考えますか?

もちろん考えます。
そのような考えがあったので、大学院では人文科学や社会学の勉強を選択し、学んでいました。

世の中では、「正義」について時代を超え、様々議論されています。この「正義」についてまとめられているものを、自分で学び、自分なりに解釈・咀嚼し、自分の「正しい」を考える…ということがすごく大切だと思っています。

ー なるほど。

常に学び続け、認識の範囲を広げ、自分の「正しい」を実現する。
もちろん、この「正しい」ということは、人類にとってプラスになることだと思うのですが、そのようなプラスになる活動を僕はやっていきたいですね。

1つの何かを実行すると、少なくとも誰かしらには影響を与えると思うんです。影響を与えるに、ふさわしい人間であるということが大切だと思っています。

色々な選択肢や考えが世の中にはある、ということを理解する。
たくさん認識しているからこそ、より正しい選択ができるといいますか…
そのようなことができる人間でありたいと思います。

ー お話しを聞いていて少し疑問に感じたのが、認識の範囲を広げていくと「全て正しい」という考えにいたりませんか?その場合、アンチテーゼを唱えにいくのか、受け入れた上で間をとった解を提示するのか、はたまた新たな解を提示していくのか…

そうですね。間をとった「正しい」を提示する、に近いかもしれないです。

二宮金次郎の思想に、
「道徳なき経済は罪悪であり、経済なき道徳は寝言である」
という考えがあります。

寝言を寝言でなくするために、自分がみえている世界の範囲で感じてきたことの中で「これをやるし、やらなければならない」と強く思えることを実行する、という感じでしょうか。

例えば、世界では様々な事件が起きていると思うのですが
正直、その世界に対して「この問題を解決する!」は、今の自分では範囲が広すぎて、きっと解決できないと思います。難しいなぁと僕は思います。

まずは、自分のオリジンやルーツ、今までの縁から感じてきた「こういうことは、こうすべきだ」と考えられるものを、1つ1つ解決していく。できることから着手していく。そして、自分ができる範囲を「学び」によって広げていく。

やれることは、急拡大というよりは1歩先を出た範囲くらいでしかないと思っています。ですが、広げることはできる。
1歩1歩、前進することが大事なのだと考えています。

ー 少し話しを戻します。哲学的なことを考えるようになったのはいつ頃からでしょうか?

意識し始めたのは、小学生くらいの頃でしょうか。

父が自営業をしていたのですが、僕が小学生の当時、少し経営が上手くいっていなかったんです。そのことがきっかけで、考えるようになりました。

父の仕事がうまくいくために「より世の中の景気が良くなればいいんだ」と思っていました。当時は、哲学ではなく政治に興味を持っていました。

そこから大学生・大学院生時代は、政治からジャーナリズムに興味を持ち始めました。
【世の中の情報がどのように伝わり、その情報をもって人類がどのように活動し、最終的に世の中がどのように作られていくのか】という、世の中を動かすための情報に興味がありました。

当時健作と会社を始めた辺りは、漠然と「世の中の情報流通を良いものにしたい」と考えていました。

情報流通を良くするためには最高の理想を語れないといけないなぁと感じ、世の中で議論されている「最高の理想(=正義)」について知る必要がある…という流れから、人文科学を学んでいました。

ー そのような入り口で、哲学に興味を持ったのですね。

そうですね。
哲学的なことはもちろん好きですが、原点としては「世の中はもっとこうあるべき」という想いが強くあり、その手段として哲学を必要だと感じていました。

ー 「世の中の情報流通を良いものにしたい」という考えは、まさに今の仕事にリンクしていますね。

そうですね。

ー 当時の2人(武田・高木)は、ご自身なりの考えや哲学があったと思います。正直、関係性はどうでしたか?

仲が悪いということはなかったですが、お互いの考えに対して「俺は違うけど」という想いはありましたね。

今振り返ると、当時の僕たちの考えは、抽象度が低かったですね。
健作は健作なりのよく生きるがあって、僕は僕なりのよく生きるがあって。

2人とも「よく生きるという考えは、人それぞれだ」という考えがあまりなかったのかもしれないです。
抽象度をあげて考えてみると、結論同じなんですけどね(笑)

ー 若さゆえ、なのでしょうか。

そうだと思います。

(2)強みを活かすためには?

記事内画像

ー ありがとうございます。それでは、健作さんからいただいている質問についてお話しさせていただきます。
【強みを活かすことが「よく生きる」だとしたら、強みを見出せていない人たちに対して、どのようにすべきと考えるか?】という質問をいただいています。

そうですね…難しいですね。うん…

まず1つは「強み」の定義を広げる、でしょうか。
「強み」って、「自分が答えとして持っている特徴」だけではないと思うんです。
僕は、その人が置かれている環境や状況、これまで育ってきた経路の違いなども、強みになるのでは?と思います。

2つ目として、ビジネスにおいて「強み」を活かすのであれば、
その人の競争相手と比較し、「どういうところが優れているのか?どうすれば相手に勝てるのか?」を環境や状況も含め想像する、というアドバイスをしますかね。

ー なるほど…それはとても素敵な考えです。強く共感します。

強みを活かす、という考えってありふれていますよね。昔から考えさせられるタイミングってあったと思います。

それこそ、当時は気付くことができなかったかもしれませんが
今の僕たちにとってみれば「学生であること」も、強みだと思うんです。
そのような強みを相対化させるということも、1つのメソトロジーとしてありなのでは?と思いますね。

ー そう考えると、「今この瞬間を頑張る、やり切る」などといった感情も、強みなのかもしれないと思えてきました。

そういうことかもしれないね。狭義での強みですね。

「自分自身の強みって、なんだろう?」
「自分ができることって、なんだろう?」を考える。

それを続けていくこともまた、強みになるのではないでしょうか?

ー ビジネスにおいて「強み」を活かす方法として、「競争相手と比較する」というお話しがありました。
そこで感じたのですが、能力が上がるにつれて比較する対象がいなくなってしまうのでは?とふと思いました。その点においては、いかがでしょうか?

うーん…上には上が無限にいるんじゃないかな…?
どうだろう…でも、きっとそうだと思います。

ー …もしかしたら、抽象度あげまくると人類でないものと比較したりするのかもしれないですね。

うん、それはありえそう。
例えば、「人類と比較し、犬はなんて忠実なんだ!」みたいな(笑)

ー とってもありえそうです。

それでいくと、19〜20世紀のオランダで活躍していたモンドリアンという画家がいるんだけど、彼はとにかく「自分なりの美」という概念を追求することを人生のテーマに、生きていたんですよね。
元々は写実的な絵画を描いていたのですが、後半は抽象的な絵画を、自分なりのスタイルで描いていました。

そのモンドリアンの画家としてのスタイルのルーツが素晴らしくて。

「美の感覚が、具体的なイメージにより歪まれる。記号としてわからないようにする」という考えの元、そのように抽象的に考えを絵画として表現をしていたようなんですよね。

時代は違いますが、すごいなぁと感銘を受けました。
まさに彼は、「よく生きて」いるのではないでしょうか。

ー それはすごい…ありがとうございます。
それでは最後の質問とさせていただきます。武田さんが考える、ご自身の「強み」とはなんでしょうか?

そうですね…「人文科学を学んで、ベンチャー企業を経営している」という点でしょうか。
ARETECO Groupの起業家や周りの起業家と比較し、違う点はここにあるのでは?と思っています。

人文科学を学んだ僕だからこそできることがあるのではないか?と思いますね。

ー 私…今改めてARETECOで働くことができて幸せだなぁと噛み締めています。皆さんがそれぞれの考えを持っていて、考えることをやめない点や一貫性を持っている点、本当に素晴らしいと思います。
しっかりとARETECOの哲学や文化として表れています。あと皆さん、自身の価値観を押し付けないですよね。そこがまた好きです!(笑)

うんうん。そうだね。(笑)

次の社員をご指名ください

ー 次に、このインタビューを回す社員をご指名ください。

この流れは、はっしー(橋本)かな。

ー OKです。それでは橋本さんへ「よく生きる」について質問を是非、お願いします!

質問考えるのって難しいねぇ…そうだな。
「橋本くんが考える、人類史上最もよく生きている人は誰か?」かな。
きっと、よく生きるという言葉の解釈も見えてくると思うので。


>>> 次回、ARETECO HOLDINGS取締役・橋本の「よく生きる」についてのインタビュー内容をご紹介いたします。

<橋本将樹のプロフィールはこちら>

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